うつ病には様々な症状があります。
現代の社会環境や人間関係に伴い、うつ病の症状にも軽症と重症・身体化など病状の現れ方も 時代と共に非常に多彩になっています。このページでは、更に理解を深める為にも「うつ症状」を 「精神症状」と「身体症状」の2つに分けて分かりやすくご説明していきます。
うつ症状は経過の現れ方により異なり、抑うつ状態・躁うつ状態といった精神や感情面の症状から 「仮面うつ病」など身体面でさまざまな症状が現れることもあるのが特徴です。
うつ病は診断をする専門の医師でさえ、正常範囲を見分けるのは難しい問題とされています。
うつ症状の特徴
●感情面で現れる症状
抑うつ気分・悲観や絶望・心配性・イライラ感 憂鬱になる・自殺願望・不安・罪悪感・不全感 など、主な症状は「抑うつ状態」になります。
●思考面で現れる症状
思考力の低下・記憶力の低下・貧困妄想・ 疾病妄想・興味や関心能力の低下・などの 主な症状は「思考の低下」と「妄想」です。
●意欲面で現れる症状
自殺願望・無気力・行動力の低下・おっくう 混迷状態・意欲の低下・決断力の低下・など 主な症状は「自殺願望」に繋がる可能性も・・
精神面の症状と身体面の症状
精神面に現れる症状では「感情」「思考」「意欲」の3つに大きく 分類されている内容をご説明いたします。
感情面の主な症状といえば「抑うつ状態」です。
特徴としては、憂うつ感・イライラ・不安の症状が良く見られます 抑うつ特有の症状である気持ちの浮き沈みが進行すると最悪の場合「自殺願望」に至ることもあります。
思考面の主な症状といえば「集中力の低下」です。
頭が冴えない・よくボーっとする・同じ事を繰り返し考える・などの状態から症状が進むと、楽しい事 への興味や関心の低下なども伴い、次第に「自己否定的」な考えをするようになります。
自己否定的な考えは将来に絶望したり、ときには不合理的な妄想に至る場合もあります。
意欲面の主な症状といえば「おっくうになる」です。
内因性のうつ病と呼ばれるもので主な症状は、行動力や集中力が低下して全てが無気力になり 何事にも意欲がわかなくなって、次第に心を閉ざすようになります。
「おっくう」という症状は、うつ病だと気付きにくい為に病院での受診を遅らせる原因でもあります。 抽象的ともいえる症状だけに治療を遅らせる原因にもなっていますが、悪化すると混迷状態になり 最悪の場合は、自殺につながる可能性もあるので注意が必要です。
身体面の主な症状といえば「睡眠障害」です。
うつ病になると、精神症状だけでなく頭痛や肩こり・めまい・耳鳴りなど身体面の症状も表れますが うつ症状の人に必ずみられるのが「睡眠障害」です。
睡眠障害とは不眠のことです。寝つきはいいのに、夜中に何度も目が覚めて朝まで眠れないなど さまざまな睡眠障害になりますが、うつ病の場合に共通している症状は、目が覚めると抑うつ状態 になっていることが非常に多く見られます。
上記のように、うつ病にはさまざまな症状がありますが、早期発見が治療と回復につながります。 軽症だからといって放っておかないで、気になりだしたら早急にお近くの病院で診断しましょう。
