うつ病の診断基準のポイント
うつ病の診断や診察はどのようにおこなわれるのか?内容を事前に知っておくと安心ですね。
初診では医師による問診・視診・世界的診断基準「DSM-W」という診断マニュアルを使用します
鬱病は、内臓疾患などと異なり検査結果の数値によって診断できるものではありません。
精神科や心療内科を訪れると、最初に時間をかけた詳しい問診や客観的な様子から診断します。
診断は、医師の診察の前におこなう心理カウンセラーなどが担当することが多く、担当者は患者に 自覚症状・ストレスの原因・性格・病歴・家庭環境・職場環境などを詳しく質問してその結果を医師 に報告する予診から始まります。
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●うつ病の診断基準
患者の精神状態・身体状態・日内変動・性格 生活環境・職場環境などを総合的に判断して 医師は診断を下すことになります。
●カウンセリング
医師が必要と判断したときに、心理カウンセ ラーによる「カウンセリング」を行ないますが、 鬱病治療のメインではありません。
●診察には家族の同伴を
患者の家族から得られる情報は治療を行なう 上で非常に重要な基準になります。
DSM-W(診断マニュアル)
世界的な診断基準DSM-Wとは?
うつ病の診断は、症状を総合的に判断して消去法を用いたりして 優先順位を決めて確定していきますが、もう一つの診断基準とし て、米国の精神医学界の診断基準「DSM-W」精神疾患の分類 と診断の手引きが広く復旧して、鬱病を含めた精神疾患の診断 がつけられるようになっているマニュアルです。
診断方法は下記の9項目の症状のうち、5つ以上あてはまれば 鬱病の疑いが強いといことになります。
| ほとんど毎日、気分が晴れず憂うつな気分が続いている | はい・いいえ |
| 好きな事に興味がなくなり、何を見ても聞いても喜びや楽しみを感じない | はい・いいえ |
| ここ1ヵ月以内に体重が減った、あるいは増えた。食欲がない・食欲が増した | はい・いいえ |
| ほとんど毎晩、寝つきが悪い・真夜中に目が覚める・朝早く目が覚める・など | はい・いいえ |
| 理由もないのに気が焦ったり、やたらとイライラする | はい・いいえ |
| 無理して働いたり、運動をしていないのに疲労感がある。やる気がおきない | はい・いいえ |
| 「自分は駄目な人間」「価値のない人間」など自分自身に罪悪感がある | はい・いいえ |
| 集中力が働かず、何かを判断したり決断したりできない状態 | はい・いいえ |
| 死ぬ事を繰り返し考えたり、漠然と死ぬ方法を考えることがある | はい・いいえ |
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最近では、DSM-Wを基準とした、より実践的な「精神疾患簡易構造化面接法」(M.I.N.I)も多くの 医療機関で広く使われています。このように難しい診断ではありませんので、気になる方はお早め に専門医療施設で診察を受けましょう。鬱病は早期発見と適切な治療で治る病気なのですから。
