うつ病に対する家族の接し方
うつ病の治療には家族の協力が不可欠です。家族の接し方や対応によって、回復を早めることも できるのです。家族や周囲の人も、病気や接し方を理解して治療と回復を目指しましょう。
先ずは、家族の皆で鬱病を受け入れて、症状の苦しみは病気であると理解することが大切です。
鬱病になると、精神面や身体面で以前とは違うつらい状態になります。しかし、その症状は具体的 には目に見えないので、家族や周囲の方も誤解や勘違いな接し方をしてしまい、逆に症状を悪化 させてしまう場合もあります。
鬱病の治療と改善の為にも家族や周囲の人ができる患者さんに対する接し方をご紹介します。
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●治療と休養ができる環境作り
治療と休養に専念できる環境を作りましょう。鬱病の治療には心身ともにゆっくりと休養と治療をおこなうのが一番です。
●病気であることの理解
鬱病の症状を家で見ると、怠けているようにも捉えてしまいがちですが本人の責任ではなく全て病気のせいだとわかってあげましょう。
●焦らずに見守りましょう。
鬱病はだれでもかかりうる病気で、適切な治療により必ず治る病気なので焦らないこと!
家族が「鬱病」を受け入れる

●励ましたり叱ったりはしない。
うつ病の患者を励ましたり、叱ったりするのは絶対に禁物です。早く治って欲しいとの気持ちから励まされると逆にプレッシャーに なり、精神的に負担を重くしてしまうのです。
本人も頭ではわかっています。それができないのが鬱病です。精神的に追い込まれると最悪の場合には自殺にも繋がりかねま せん。叱咤激励するのは絶対に避けましょう。
●安心感を与えましょう。
鬱病の人の特徴的症状に孤独感があります。本当は家族や友人に自分の話を聞いてもらいたい
と思っているのです。悩みや弱音の言葉を家族に漏らした際には、話をじっくり聞いて側にいるだけ
でも本人には大きな安心感を与え、心の負担を軽くすることになります。
このときに注意したいのは、批判や説教をしないで患者の話を聞く事に専念することです。
●周囲の話に惑わされないこと
患者に対して、周囲の人達は親切心から自分の体験談や医学的に間違ったアドバイスをしること があります。家族が周りの言葉に惑わされて、間違った対応や接し方をすると逆に症状を悪化させ てしまう場合もあります。必ず専門の主治医の指示に従いましょう。
●不眠への配慮と対応
鬱病の人は、不安やイライラから睡眠障害(不眠)に陥る事があります。寝覚めも悪くて疲労感が 残りなかなか起床できません。この状態で一日が始まると考えると、憂うつになり現状から逃げ出 したくもなります。この場合には、光や音に過敏になっていることも考えられます。雨戸を閉めたり 厚手のカーテンで光や音を遮断するなどの対策をしましょう。
